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日々の生活の中から、かわいいこけしのお話をちょっとずつ...
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初夏の頃だったか、
鳴子の大坂屋さんのご主人からいただいたお便りの中に、
ミニ団扇が同封されていました。
ミニ団扇には、
ご主人が描かれた、愛らしい鳴子のこけし絵と、
深沢要さんの歌碑も。
今日から、鳴子こけし祭りなのですね。
いつかは行ってみたいです。
先日、日帰りで東京へ。
鶯谷の挽物玩具ねぎしさんでの、「下谷こけし祭り」に行ってきました。
私がお店に着いた頃には、既に、たくさんのお客さんで賑わっていました。
湿度に加わり人の熱気も!
初めて行く、東京でのこけしイベント。
関東のこけしブームを直に目の当たりにし、肌で感じました。
お店には、たくさんの工人さんが。
今までお会いした、平賀輝幸工人・阿部国敏工人・大沼秀顕工人の他に、
初めてお目にかかれた、新山吉紀・真由美工人ご夫妻・佐藤保裕工人が
いらっしゃっていました。
こけしたちを見せていただいた後に、工人さん方とお話しをさせていただきました。
初めての新山工人ご夫妻とのお話しも、
ご夫妻の気さくさに、本当に時間が経つのが忘れる位楽しかったです。
ねぎしさんでは、こけしの絵付けの体験をなされていたのですが、
折角なので、私も体験。
今回は吉紀工人ご指導の下、弥冶郎こけしにチャレンジしました。
お客さんの賑わいをよそに、ひたすら夢中で描彩に夢中になっていましたが(笑)、
無事に完成!
コツが少し掴めたのかな...前回(作並こけしの絵付け)よりは、
何とか上手くいった感はありました。
吉紀工人、時折アドヴァイス下さった真由美工人、ありがとうございました!
今度は、作並こけしの絵付けの再チャレンジや、
他の系統のこけしの絵付けもしたいなぁって思います。
たくさんのこけしや独楽たちに囲まれながらの工人さんとの一時は、
本当にあっという間で、名残惜しみつつ、お店を後にしました。
下谷こけし祭りが「第1回〜」という事は、今後定期的に催しされるのでしょうね。
次回もぜひ行けたらと思っています♪
今回お目にかかれた工人さん方とこけしたちに、
またお会いできる事を楽しみにしています。
次回は、小島俊幸工人にもお会いできますように。。。
今回連れて帰ってきたこけしたち。
先月、作並に行った時に、
平賀輝幸工人から、長野でのこけしの展示に出展されると教えていただき、
工人さん方のろくろ実演の日に合わせて、
先日、日帰りで行ってきました。
場所は、長野県須坂市にある、世界の民俗人形博物館さん。
文字通り、世界中の人形たちが展示されているのですが、
こけしの展示と同時に、五月人形の展示もされていました。
展示されている五月人形の配置が...とても微笑ましいですね。
到着後、平賀工人,阿部国敏工人,柿澤是伸工人のこけしが展示されている
ブースに行き、暫しこけしの鑑賞を。
ご本人のこけしだけでなく、各々の工人さん方の師匠のこけしも展示されていました。
博物館等でのこけしの展示の鑑賞は初めてでしたが、
工人さん方の現在までの技術だけでなく、
こけし製作への姿勢や人生などを垣間見れたような感じに。
平賀工人の創作こけしのコーナーは、たくさんの楽しいこけしたちがいっぱい!
ずっと観ていたい位。
こちらのこけし、とても微笑ましいですね。
展示されたこけしの鑑賞の後、工人さん方が実演されているエントランスへ。
工人さん方が、ろくろでこけしを挽かれている所を、
夢中で見せていただきましたが、
工人さん方とお話しさせていただくタイミングがつかめなかったのが残念でした。
人形博物館さんのブログに、工人さんの実演の模様の画像がupされています。
(記事の下の方)
実は、鳴子には2回訪れたものの、
未だ柿澤こけし店さんに行けずじまいでいましたので、
柿澤工人は、その時初めてお目にかかれたのですが、
今度鳴子に行った時こそは、直接お店をお伺いして、
直にお話しできればと思っています。
受付付近に、柿澤工人と平賀工人のこけしも販売されていましたので、
今回は3体を連れて帰ってきました。
後姿は、蟹菊でなくカニさんです♪
展示の方は、7月24日までされているので、
もう1回観に行けたらなあって思っています。
先月のこけし旅で、こけし雑貨も幾つか連れて帰ってきました。
しまぬきさんでは、こけしの付箋紙と、羊毛こけしコースターを。
付箋紙のこけしたちは、津軽系・木地山系・南部系・土湯系の4系統。
仕事上、よく付箋紙を使うのですが、
こけしたちのお顔で、楽しく仕事が捗れそうな♪
売上金の一部は、東日本大震災で被災したペットの為に寄付されるとの事です。
羊毛こけしコースターは、弥冶郎系と鳴子系。
(コースターの弥冶郎ちゃん、とってもキュートで萌えそうです 笑)
使うのがとてももったいない...!
ワッペンとしても使えても、かわいくコーディネートできそうですね。
しまぬきさんでは、伝統こけしはもちろんですが、
お店でしか購入できないこけしグッズも置かれているので、
東北のこけし旅のおみやげにも喜ばれると思います。
そして、友人のKさんのお友達で、
仙台市内の作家さん・bonbon工房さんのこけしの紙もの雑貨たちが、
泉区のセルバ内にあるお店で販売されているとの事で、
お店まで足を運んできました。
こけしミニレターセット(こけしのシール入り)と一筆箋(封筒はチェコの紙袋)。
こけしの絵は、全て消しゴム判子だそう!
まるで眠るように微笑んでいるお顔たちにも癒されます。
bonbon工房さんのグッズは、お店の他にも、
Kさんのネットショップでも購入できます。
こけしの他にも、かわいいイラストたちの紙もの雑貨もあります♪
翌日は作並へ。
作並も一際寒く、雪がちらちら舞っていました。
久し振りに平賀こけし店さんへ。
平賀輝幸工人には、昨年末の富山の催事でお会いしていたのですが、
平賀工人も、変わらない優しい笑顔で出迎えて下さいました。
芯まで冷えた体が、薪ストーブの暖かさで一気にポカポカに!
平賀工人の工房で、こけしの絵付け体験をさせていただく事になっていたので、
絵付けの準備をして下さっている間に、
お店のこけしたちを見せていただく事。
2月に亡くなられた、おじい様・平賀謙次郎工人のこけしたちも、
じっくりと見せていただいて。
謙次郎工人のお人柄を感じられるような、
優しい瞳をした、伸びやかなタッチの蟹菊のこけしたち、
全てが本当に素晴らしいお作です。
絵付けの準備が整えられて、いよいよ絵付けに。
最初にろくろを使ってろくろ線を。
それから描彩。
平賀工人にコツなどを教えていただき、緊張しながらろくろ線入りを。
ろくろ線入りは無事に完了。
描彩の方は......
私の愚作。
あまりにも片ちんぱな眉毛の太さ...(苦笑)
初めての本格的な伝統こけしの絵付けは難しかったけれど、
愚作ながらも、完成後は達成感がこみ上げてきて。
また、チャレンジしたいと思いました。
平賀工人のこけしの方は、前の日記のこけしたちの他に、
アクセサリーやストラップなどにもピッタリな極小こけしたちを連れて帰りました。
ミニえじこちゃんのろくろ線がとにかくすごい!
*****
平賀工人ですが、
昨年末の富山の催事に続いて、
5月19・20日に、長野の催事にも行かれるとの事。
実演工人は平賀工人の他に、
土湯の阿部国敏工人と鳴子の柿澤是伸工人も。
そちらもとても楽しみです♪
新しい年を迎えました。
本年もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。
同時に、平和で心豊かな1年を過ごせますように、心よりお祈りしております。
*****
さて、新年早々に、
金沢市内でこけし展なるイベントが開催されるとの事で、
初日に、会場である高木糀商店さんへ行ってきました。
高木糀商店さんでのこけしイベントは、実は2度目で(昨年夏開催)、
今回も伝統こけしがずらりと。
(私が判る範囲ですが)新山吉紀・真由美工人,煤孫盛造工人,阿部国敏工人,
北山賢一工人,奥瀬陽子工人,阿部進矢工人のこけしが展示されていました。
前回は国敏工人のこけしを連れて帰りましたが、
今回は進矢工人のこけしを連れて帰りました。
豊富な色使いに、優しいタッチの描彩。
まだお目にかかれていない進矢工人のお人柄を想像しながら、
こけしたちを眺めていました。
お店では、こけしの他にも、
創作こけし「のんきな父さん」や木地玩具「だだっこ」も。
少し、だだっこを触らせていただいて、
カタカタという音の心地好さと、だだっこの愛くるしさに、
だだっこも連れて帰りたい気持ちになりましたが、
いつかは山形・温海の工房を訪ねた時に...と、気持ちを暖める事にしました。
購入したこけしたちは、お店の紙袋に入れて下さいましたが、
紙袋のデザインが...
こけしに描かれているお花模様とろくろ線が...!!!
11月30日から12月6日までに、富山市の富山大和で開催されていた、
仙台伝統・新作工芸展を観に行ってきました。
新作工芸展では、伝統こけしと堤人形が出展。
こけし関係では、
平賀輝幸工人(作並系)と、佐藤康広工人(遠刈田系)が出展されていました。
平賀工人は伝統こけしと、七福神やサンタクロースなどの創作こけしを、
康広工人は伝統こけしの他に、大きな独楽と、
こけしの木地を使われた茶道具等を出展。
ただ平賀工人のこけしは、私がお伺いした5日目の段階では品薄に。
完売されたこけしもみられたとの事です。
今回連れて帰ってきたこけしたち。
平賀工人の政宗こけしセットと、
こけしの木地で作られた、メモスタンド。
ろくろ線入りのメモスタンドもありましたが、
今回はナチュラルなタイプをセレクト。
こけしの木地から、素敵な雑貨アイテムを作られるという、
平賀工人の発想力に、より一層感心させられました。
それから、康広工人のこけし(6寸)。
以前から手にしたかった、井桁の描彩です♪
目元がきりりとしていて、芯の強さが伝わるようなお顔です。
康広工人が作られた茶道具もとても素晴らしく、
グラス,リング&リングケースもハイセンスなデザインでした。
いろいろな工人さん方の珍しいお作にお目にかかれる度に、
こけしの概念をくつがえさせられましたが、
今回初めてお目にかかれた康広工人のお作たちにも、
今までの思いを更に大きくくつがえさせてくれました。
今年は金沢で、幾つかのこけし関連のイベントが開催されたのですが、
現役の伝統こけし工人の方が北陸にいらっしゃるというイベントは初めて。
とても中味の濃い一時を過ごさせていただきました。
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